こんにちは、関乃漆です。
沖縄県で漆工房を営んでおり「rein to pencil」というハンドメイドルアーを製作販売しております。
そして私がrein。
超初心者のあなた達にもわかりやすいよう記事の進行をサポートしてあげるから今のうちに感謝しておくといいわ。
seriaです。
サポート…?君が関わると余計こんがらがりそうで嫌な予感しかしないんだけどなぁ。
さて、今回は「ハンドメイドルアーに適した木材とその選び方」です。
木材には硬い木や柔らかい木、比重の重たい木に軽い木など様々な種類や特徴があります。
今回はその中からハンドメイドルアーの製作に適した木材は何なのかを紹介していきます。
私はバルサ材一択です。
まず結論からなのですが、私としてはこんな感じの答えになります。
それでは内容を詳しく見ていきましょう。
1. ハンドメイドルアーに求められる事とは
2. よく使われる木材の種類とその特徴
3. 自分のルアーと相性が良い木材とは
ポイントはこの3つです。
それではひとつずつ説明していきます。
1. ハンドメイドルアーに求められる事
まずはハンドメイドルアーに求められる事から考えていきましょう。
ひとつは当然『釣れること』ではないかと思います。
場面によっては既製品のルアーより釣れるポテンシャルがあるのがハンドメイドルアーです。
それ以前にルアーにおいて釣れることというのは大前提ですよね。
そしてふたつめは『頑丈であること』ではないでしょうか。
せっかくのハンドメイド品なのでやっぱり普段のルアーよりかは長く持ってほしいと私は常に考えます。
障害物への接触に魚に噛まれたりと、ルアーというのは私たちが思っているよりもずっとダメージを受ける場面が多いものです。
それではこの2つのことを念頭に置きながら見ていきましょう。
まぁ、それと後は高く売れてくれたりとかめんどくさくなく簡単に作れたりとかかな~♪
それはあなたが求めていることであってルアーはぜ~んぜん関係ないわ。
2. よく使われる木材とその特徴
ハンドメイドルアーに求められる事がわかってきたら、今度はよく使われる木材とその特徴を見ていきましょう。
(1) バルサ材
(2) 桐材
(3) ヒノキ材
(4) アガチス材
この他にも作り手によって様々な木材が使われていますが、今回はこちらの代表的な4種を見ていきましょう。
木は木なんだから、別にどれも一緒でしょ?
はぁ。あなたにとってはそうなのかもね。
(1) バルサ材
木材のなかで最も比重が軽く柔らかい材質です。
この木で作ったルアーは動きがほんとに良く、難しいことをしなくても自然に泳いでくれます。
また、とても柔らかいので加工がしやすいのも特徴です。
ただ、その柔らかさ故に強度はとても低いです。
(2) 桐材
木材のなかで比重はやや軽めの部類で、硬すぎないため加工はとてもしやすいです。
この木で作ったルアーは綺麗に動き、自然に泳いでくれます。
ある程度の強度もあり加工もまだしやすい方なので、初心者にもおすすめの木材です。
(3) ヒノキ材
木材のなかで比重は真ん中ぐらいの部類でやや硬いため加工は少し大変です。
その丈夫さからルアーだけでなく様々なことに使われる人気の木材でその価値は高いです。
この木で作ったルアーはあまり大きく動き過ぎず落ち着いた感じで泳ぎます。
木材自体に強度があるので初心者には加工が難しいですが、仕上がったルアーの丈夫さは安心できるレベルです。
(4) アガチス材
木材のなかで比重はほぼ真ん中ぐらいの部類でやや硬いため加工は少し大変です。
この木で作ったルアーもあまり大きくは動き過ぎず静かな感じで泳ぎます。
最近はよくルアー作りに使われているのを見かけるようになりました。
3. 自分のルアーと相性が良い木材とは
ひと通り木材の特徴も押さえたら、次はどの木材が自分のルアーに合っているかを考え、相性が良さそうな木材を選んでみましょう。
私は自然な?感じで魚にアプローチ?的なことしたいからバルサが良いかな~♪
あんたはただ加工するのがめんどくさいだけでしょ‼
という訳ではないのですが…
参考に私のルアーで考えてみながら進めてみたいと思います。
自分のルアーの特徴から考える
私のルアーはトッププラグがメインです。
なので比重が高く軽くて自然な動きが求められるので主にバルサ材を使用しています。
でもただほんとに加工がめんどくさいだけ。というのもあります。
バルサ材だと小刀いらずでヤスリだけで加工できちゃうので楽なんですよね。もう硬い木材なんかには戻れないのですよ。
っということで私の話はそこそこに後は参考話を。
例えばシンキングタイプで比較的大きな魚の相手を想定するのなら比重が重く頑丈なアガチス材が良いですし、海でも川でもバランス良く様々なフィールドでの使用を想定するのならヒノキ材が比重的にも浮力の影響の差が少ないです。
まだそれといって特徴がわからないのなら安定した仕上がりが期待できる桐材から始めてみてもいいですし。
こういった感じで自分の作るルアーの特徴や想定に沿って木材を決めていくと、続けていくうちにベストマッチな木材が見えてきます。
4. まとめ
でも結局のところなのですが、、一番大事なのはなにげに『いろんな木材を試してみて自分に合った物を見つけること』だと私は思うんですよね。
これは木材選びだけでなくその他のことすべてに言えることです。
かく言う私も、バルサばかりではなくこれからもいろいろ試してみないとなんですけどね。
それでは今回はこの辺で。
関乃漆
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