【ハンドメイドルアー】を漆工芸で伝統工芸品にまで昇華させよう

Byrein

【ハンドメイドルアー】を漆工芸で伝統工芸品にまで昇華させよう



こんにちは、関乃漆です。

沖縄県で漆工房を営んでおり「rein to pencil」というハンドメイドルアーを製作販売しております。




そして私がrein。
超初心者のあなた達にもわかりやすいよう記事の進行をサポートしてあげるから今のうちに感謝しておくといいわ。


seriaです。
サポート…?君が関わると余計こんがらがりそうで嫌な予感しかしないんだけどなぁ。





さて、今回は私のルアーブランドである「rein to pencil」のハンドメイドルアーについて紹介します。

 

「rein to pencil」の一番の特徴は、漆を使用したハンドメイドルアーというところです。

また、ただそれだけというわけではなく下地から塗装、装飾、コーティングまでのすべての工程で漆工芸の技術を惜しみなく施しており、ハンドメイドルアーでありながらそのひとつひとつが伝統工芸品となっております。

 

今回はそんな「rein to pencil」のハンドメイドルアーが木材から完成に至るまでの過程を様々な漆技法とともにみていきましょう。

 









    1. そもそも漆って何?

 

では、まず製作工程の紹介にはいる前には漆とは何なのか?からみていくとしましょう。

 

漆とは、ウルシの木の幹から採取した樹液もしくはそれを精製したものを言います。

塗料や接着剤としての役割を果たし、日本では縄文時代から漆の活用が確認されていました。

その堅牢性、耐久性や加飾のしやすさにより毎日使う汁椀やお祝い事で用いられる重箱などの漆器から各時代を代表する建物や仏像、芸術品まで幅広く用いられ、今日に至るまで日本の生活と文化を支えてきたといえます。





実際の生漆の参考画像。
実際の生漆。

その成分と特徴は、樹液の主成分であるウルシオールが酸化し固まることで酸、アルカリ、アルコールにも強い優れた機能を発揮します。

また、接着力、耐久、耐水、断熱、防腐性が非常に高く今も漆に勝る合成塗料は開発されていないといわれてます。

 

さらに、塗膜は1年ほどで漆の成分が完全に固まり、より丈夫になるとともに色艶が増していきます

 

漆について興味がある方、さらに詳しく知りたい方はこちらから→準備中





なるほど。つまり私のようにすべてにおいて『万能』って事ね♪


ほんと、漆の方があなたよりよっぽど役に立つわね。

では、次はそれらの特徴を生かしながらハンドメイドルアーの製作工程に取り込んでいく様子をみていきましょう。





    2. 下地漆で強度を高める

 

この工程では下地専用の漆を調合して下塗りをし、ルアー本体の基礎的な強度を高める様子を紹介していきます。

通常のハンドメイドルアーでもセルロースやウレタン樹脂などでおこなう下地コーティングの工程ですね。

それらを漆の特性を生かしながらおこなっていきますのでさっそく見ていきましょう。





実際の砥の粉の参考画像。
砥の粉と呼ばれる下地用の粉。

(1)砥の粉を用意します

 

まずは砥の粉と呼ばれる粉を用意します。

下地漆はそのままでも強固な塗膜を形成してくれるのですが、砥の粉を練り混ぜて使用することでより強固な塗膜を作ることができるからです。





(2) なめらかにする

 

砥の粉を必要分すり切りで計ったら、容器に移してダマになってる部分細かく砕きながらなめらかにしていきます。





(3) 水と練り合わせる

 

ある程度砥の粉がなめらかになってきたら、次は同量の水を加えてダマにないよう綺麗に混ぜ合わせながら練り込みます。





(4) 下地漆と混ぜ合わせる

 

綺麗に練り合わせたら、今度は同量の下地漆を加えさらに練り合わせていきます。





(5) 木地に塗り伸ばしていく

 

綺麗に練り合わせたら筆などでルアーの木地にしっかり染み込ませるようにゆっくりと塗り伸ばしていきます。





実際に乾かしている状態の参考画像。
乾いてくるとだんだん独特の黒い色合いになってくる。

(6) 適した環境で乾かす

 

全体的に馴染むよう均等に塗り伸ばしたら工程は完了です。

 

漆は適度な環境下で時間をかけてゆっくりと乾いていくので、空気の動きが少なくてある程度湿度がある暗い場所で乾かしましょう。

 

ある程度乾いたら、サンドペーパーなどで凹凸を研ぎ出してなめらかにします。

 

ここまでの工程を1セットとし、何度か同じ工程を繰り返します

繰り返す際には、漆の乾き具合や様子を伺いながら都度下地に使う漆の調合を調整して塗り重ねていきます。

そうして何度も塗り重ねることでより強靱で強固な塗膜を形成することが可能です

 

下地塗りの工程についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事から紹介します→準備中





え、なに、この工程またやるの?

私はめんどくさいから別に1回でいいかナ~あはは。汗


これはね、何事においてもなんだけど。。
下地や土台の工程っていうのは仕上がりや結果を左右する一番大事な部分なのよ。
あなたはそこがいつも疎かだから失敗ばかりするのよ‼



うきゃぁぁぁぁーーーーー涙





    3. 拭き漆技法で塗り重ねる

 

下地塗りの工程が完了したら今度は「拭き漆」と呼ばれる技法で漆を塗っていきます。

この技法は極限まで薄い漆を幾重にも塗り重ねていく漆技法で、工程自体はハンドメイドルアー作りでいう塗装の部分にあたります。

 

では、拭き漆の技法ならではの漆の色合いをみていきましょう。





(1) 塗り漆と拭紙を用意する

 

まずは塗り用の漆と拭き取る用の紙か布を用意します。

拭き漆に使われる漆は精製してない生の状態の漆が望ましく、拭き取り用の紙や布は厚くて毛羽立ちが出にくい物が望ましいです。





(2) 生漆を木部に染み込ませる

 

生漆を拭き取りよう紙につけたらルアー全体に馴染むように塗り広げていきます。

木は液体を吸い込みやすい性質があるので均等に塗り広げるためには気持ち多めに塗りはじめるとうまくいきやすいです。





実際に塗り重ねている参考画像。
工程を繰り返すとだんだん色合いに艶が出てくる。

(3) この工程を繰り返す

 

全体に綺麗に馴染んだら塗り残しを綺麗に拭き取っていきます

まんべんなく拭き取り、綺麗に拭き取りきったら工程は完了です。

 

先ほどの工程と同じよう、漆の乾燥に適した環境で乾かします。

ここまでの工程を1セットとしてこれを4~5回繰り返し塗り重ねていきます。

 

拭き漆は漆技法の中でも簡単で最も人気のある漆塗り技法です。拭き漆の技法についてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事から→準備中





は?なに?またこの工程も繰り返すの?


やるの。よ。

わかった?


もーーーなんで漆ってこんな手間かかるのかなぁ。泣





    4. 蒔絵技法で塗装する

 

拭き漆の塗膜が乾いたら、次は「蒔絵」と呼ばれる漆技法で好きな模様を描き入れたり塗装したりしていきます。

ハンドメイドルアーでは塗装による模様を入れる工程ですね。

蒔絵技法にも様々な種類がありますが、、まぁ今回は簡単に描き入れるだけのシンプルな方法をみていきましょう。

 





(1) 色漆を用意する

 

好きな柄を塗装をするためには必要な色に調合した漆を用意しましょう。

漆はその都度必要な色の漆を調合して作るのですが、上記画像のように調合済みな漆も販売されていて割と便利ですよ。

 

今回は簡単に白の漆を使って蒔絵の方を紹介していきます。





(2) 筆で好きに塗装する

 

漆を必要分パレットなどに出したら、筆によく馴染ませ好きな模様を描き入れたり塗りつぶしたりしながら好きに塗装していきます。





着色して乾かしている状態の参考画像。
着色して乾かしている状態。

(3) 漆に適した環境で乾かす

 

塗り終わったら完了です。

この工程はそれといって決まりはないので好きなように塗ったり描いたりしていきましょう。

 

塗り終わったら漆の乾燥に適した環境で乾かします。

 

 

蒔絵の技法には平蒔絵、高蒔絵、研ぎ出し蒔絵など他にも様々な種類の技術があり表現や見せ方によって技法を使い分けます。

蒔絵技法についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事から→準備中





私は最近この枝葉のイメージを描きいれることが多いかな~♪


あんたはただ新しいことするのがめんどくさいだけでしょ。





    5. 螺鈿技法で装飾する

 

描き入れた漆が乾いてきたら今度は「螺鈿技法」とよばれる貝による装飾をしていきます。

 

螺鈿は漆工芸独特の技術なのですが、今は螺鈿装飾用に加工された貝シートも販売されていて一般の方々でもパッと貼り付けて気軽にルアーなどに装飾しやすくなりましたね。

 

でも今回はシートではなく漆技法としての本物の貝を使用した螺鈿の工程をみていきましょう。





実際に螺鈿細工に必要な道具一式の参考画像。
螺鈿細工に必要な道具一式。

(1) 貝と加工用器具と貼り付けよう漆を用意する

 

まずは螺鈿の工程に必要な物を用意しましょう。

 

貝は青貝か白蝶貝がまんべんなく発色が良くて加工もしやすいのでおすすめです。

加工器具は小刀かデザインナイフなどが望ましく貼り付けたりするのは爪楊枝などでも事足ります。

貼り付ける漆は漆であればなんでも大丈夫ですが、今回はより適した透け漆という種類の漆を使用します。





実際に螺鈿貝をカットしている参考画像。
実際に螺鈿貝をカットしてみる。

(2) 貝を必要な大きさ、形に加工する

 

準備ができたらまずは貝を必要な大きさ、形に加工していきます。

小刀やデザインナイフなどで加工していくのですが、貝自体が元々極限まで薄く加工してあるのでとても割れやすいです。

好みの形にするのはコツがいりますが何度かやっているうちに思い通りの形や大きさに切り取れるようになりますので最初の内は割れても気にせず切り取ってみましょう。





(3) 貼り付けようの漆を塗る

 

貝の準備ができたら貼り付けようの漆を用意し、貼りたい部分に塗っていきます。

この工程は貼り付けるだけなので別に漆でなくとも普通の接着剤などでも代用できますよ。





実際に螺鈿貝を貼り付けている参考画像。
実際に貝を貼り付けてみよう。

(4) 貝を貼り付ける

 

漆を塗り終わったら塗った部分に切り取った貝を貼り付けていきます。

爪楊枝でもピンセットでもここは自分のやりやすい器具で進めて問題ないです。





螺鈿貝を貼り終わって乾かしている状態の参考画像。
貼り終わったら乾くまで2~3日放置します。

(5) 漆の乾燥に適した環境で乾かします

 

貼り付け終わったら螺鈿の工程は完了です。

漆の乾燥に適した環境で乾燥させましょう。

 

螺鈿の技法には他にも研ぎ出して色艶を増したり、下地色を付けたり、表面に掻き傷を入れて絵柄をより鮮明に表現したりと様々な技法があります。

 

そんな螺鈿技法についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事から→準備中





ふわぁ~あ。
私こんなチマチマした作業って苦手なのよね~。


あんたはいつもそればっかじゃん‼





    6. 椎錦技法で独創的な目を作る

 

次は「椎錦」とよばれる漆技法で目を作っていきます。

 

椎錦は沖縄独特の漆技法で、熱した漆に顔料という色粉を混ぜて練り合わせながら餅状にすることで漆餅を作り、漆餅を伸ばして切り取ったり貼り付けたりすることで表現する漆技法です。

 

今回はその堆錦技法でルアーの目を作りながらその工程を見ていくとしましょう。





漆技法の椎錦に必要な道具一式の参考画像。
漆技法の椎錦に必要な道具一式。

(1) 必要な道具を準備する

 

まずは椎錦の工程に必要な道具を準備します。

左から顔料と呼ばれる色粉、鉄製のスプーン、漆、穴あけポンチ、トンカチ、へら、です。

 

それでは工程をみていきましょう。





実際に火であぶっている最中の参考画像。
火であぶっていく。

(2) 漆を火にかける

 

まずは漆を必要分スプーンに移し、沸騰するまで火にかけます。





(3) バットに移し顔料と混ぜ合わせる

 

漆が沸騰したらバットに移し、顔料と混ぜ合わせます。

顔料の目安としては漆の3倍ぐらい必要なのですが、まずは少しずつ混ぜ合わせて漆に馴染ませていきます。





(4) トンカチで叩きさらに練り込ませる

 

ある程度顔料が混ざってきたら次はトンカチで叩きながらさらに漆に顔料を練り込ませていきます。

粘りが強いようなら顔料を追加し餅状になるまで叩き練り込みます。

上記画像のように粘りなく艶がでてくればオッケーです。





(5) 薄く伸ばして切り取る

 

漆が餅状になったら、バットに戻して麺棒や丸割り箸などで薄く伸ばしていきます

 

薄く伸ばしたら穴あけポンチで必要な分切り取っていきます





(6) 貼り付ける

 

切り取った椎錦餅を漆で貼り付けていきます。

今回は見えやすいように白漆を使いましたが、漆であればなんでもよいです。

また、椎錦餅自体に強い接着力があるので漆なしでもある程度は吸着したりします





(7) 着色する

 

貼り付けたら色漆で着色し、漆の乾燥に適した環境で乾かしたら完了です。

 

椎錦には他にも模様を描き入れたり、金粉を振ったり、色粉で色違いの餅を作ったり後振りして着色したりと様々な技法があります。

椎錦技法についてもっと詳しく知りたい方はこちらから→準備中





うきゃぁぁーーーーめんどくさいよーーーー


あはは、お疲れ様。

こうした手のかかる工程ひとつひとつが私たちのルアーを他に類のない唯一無二な作品にしているのよ。
もう少しだから頑張って~。





    7. アルミ貼り加工で表面を彩る

 

椎錦の目が乾いたら今度はアルミを貼って表面をルアーらしく彩ります。

アルミ貼りの加工には色々な方法がありますが今回は比較的簡単な方法を紹介していきます。





アルミ貼りに必要な道具一式の参考画像。
アルミ貼りに必要な道具一式。

(1) アルミ貼りに必要な道具を準備する

 

まずは必要な道具を準備します。

アルミ貼りの工程は人によって使用する道具も方法も様々ですが、私は鉄筆、両面テープ、アルミ、ハサミで工程をおこないます。





(2) アルミに両面テープを貼りカットする

 

まずは下準備としてアルミに両面テープを貼ってカットします

この時アルミ側がシワにならないよう注意します。





実際にアルミに模様を描き入れている参考画像。
切り取る前に模様などは先に描き入れてしまった方が作業が楽になります。

(3) 鉄筆で模様や形を描き入れる

 

次は鉄筆で好きな模様や形を描き入れます。

 

鉄筆がない場合はシャープペンシルの芯無しの状態でも代用できます。





(4) ハサミで切り取る

 

準備ができたら次はハサミで形に添って切り取っていきます。

この時、デザインナイフなどを使うとより綺麗に切り取ることができます。





(5) 貼り付ける

 

切り取ったら両面テープを剥がしてシール状にして貼り付けていきましょう。

なるべくシワにならないようにするには、ゆっくりと内側から貼り広げていくとうまくいきやすいですよ。

 

アルミ貼りの工程はヤスリなどで鱗模様を入れたりコーティング塗料のリターダーで貼り付けたりと他にも様々な技法や方法があります。

アルミ貼りの工程についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事から→準備中





あ♪みてみて~
理想の鱗模様ができたわ♪


あんたそれただのシワでしょ‼





    8. 塗料の相性に合わせてコーティングする

 

アルミ貼りの工程が完了したら後はコーティングをして完成です。

 

漆自体が万能塗膜ですのでそのままコーティング塗料の役割も果たしはするのですが、紫外線には弱い為ルアーをながく使っていくにはどうしてもトップコーティングが必要となってきます。

 

しかし漆はセルロースと相性が悪いです。

なので何種類か相性の良いコーティング塗料を組み重ねながら対応し、仕上げています。

 

この工程ではその組み合わせの順番と方法を見ていきましょう。





コーティングの工程に必要な溶剤一式の参考画像。
コーティングの工程に必要な溶剤一式。

(1) 必要なコーティング塗料を用意する

 

「rein to pencil」で使用しているコーティング塗料は上記画像の4種となります。

 

左からケイムラコート、UVレジン、二液性エポキシ、セルロースです。

これらを順番に塗り重ねることで漆を内部で殺すこと無く、綺麗で強靱な塗膜の形成を実現してます。

 

それでは、そのコーティング工程をみていきましょう。





二液性エポキシ一式の参考画像。
二液性のエポキシ一式。

(2) 二液性エポキシで漆を包みカバーする

 

まずは二液性エポキシを塗って漆をカバーします。

 

エポキシは漆の発色を引き立てるだけでなく、内塗膜を溶かさない事から漆との相性が非常に良いコーティング塗料です。

 

二液性なので配合量をよく確認しながら必要分キッチリと配合しましょう。

上記画像のように配合用の容器と軽量用スプーン、塗る用の筆を用意します。





準備ができたら必要分計って容器に移し調合します。

二液性エポキシは分量が非常にシビアなため気をつけてキッチリと配合しましょう。





調合してしっかり混ぜ合わせたら筆で均等に塗っていきます。

あまりいっきに多く塗ってしまうと液だれをおこしやすいので、できるだけ薄く塗り伸ばしていく方が望ましいです。

 

塗り終わったらほこりの少ないところで乾くまでしばらく乾かしましょう。





(3) ケイムラコートを塗る

 

エポキシが乾いたら次はケイムラコートを塗ります。

ケイムラとは蛍光紫のことで紫外線により発光します。

 

なくても大丈夫ですのでこの工程は好みで。





(6) UVレジンを塗る

 

ケイムラコートが乾いたら次はUVレジンを塗っていきます。

UVレジンは紫外線により硬化する塗料でケイムラコートの上から塗って硬化させることで劣化や色流れを防ぎます

 

必要分塗ったら日光や蛍光灯などの紫外線の当たる場所で硬化させましょう。





仕上げにセルロースでトップコーティングしている参考画像。
仕上げはセルロースでトップコーティングする。

(4) セルロースでトップコーティングする

 

UVレジンが乾いたらセルロースでトップコーティングをして仕上げていきます。

今回は「ドブ浸け」とよばれる簡単な方法を紹介します。





まず針金やペンチなどでルアーをつまみ、全体をゆっくりと浸していきます。

全体が浸ったらゆっくりと抜きあげて風通しの良いところで乾かします。





ある程度乾いたら次は反対側から同じように浸けて同じように乾燥させましょう。

交互に浸けることで塗膜が偏るのを事前に防いでくれます。





実際に余分な皮膜をバリ取りしている参考画像。
余分な皮膜はバリ取りをして綺麗にしていく。

塗膜がある程度乾いたら、次は爪楊枝などで隙間に残り詰まった塗液を掃除して綺麗にします。

 

ここまでの工程を1セットとして、だいたい6~20セット程度この工程を繰り返します。

 

浸ける回数が多くなればなるほど塗膜は厚くなりより強固となりますが、動きは悪くなっていきます

また、回数が少ないとキビキビと動きます強度は弱くなります

それらのバランスを考慮した上でコーティング工程の残りの回数は決めましょう。





工程を繰り返すことで綺麗で強靱な皮膜を形成している状態の参考画像。
工程を繰り返すことでより綺麗で強靱な皮膜を成形する。

6~20セット繰り返したら完成です。

 

コーティングの工程は他にもウレタンを使用したり、原液を希釈してエアブラシで拭きかけたりと本当に幅が広く作り手によって様々な方法で行われています。

コーティングについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事から→準備中





ウレタンなら2回ドボンって浸けるだけですぐ完成なのに、なんでこんな手間のかかる事するんかなぁ~


漆は誰かさんみたいにわがままだからね。仕方ないわ。





    9. まとめ

 

どうでしたでしょうか。

このように「rein to pencil」のハンドメイドルアーは様々な漆技法を施すことによって他に類を見ない唯一無二なルアーとなっています。

また、今回紹介した漆技法のルアーの他にも、絵柄をより際立たせた技法で作る作品や漆の色合いをより強調する作品など様々な漆ハンドメイドルアーを日々製作しておりますので、興味のある方はぜひ下記のWEBSHOPの方からアクセスしてみてください。






関乃漆

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